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2021年03月27日

特定非営利活動法人「東京雑学大学」2021年4月講義のご案内

身近な川にも”いのち”がいっぱい。
――映画づくりを通して伝えたい「生物多様性」――

特定非営利活動法人「東京雑学大学」2021年4月講義のご案内
講師/島倉繁夫(映画「三沢川いきものがたり」制作

日時/2021年4月22日(木)午後2時より2時間程度
会場/東京都西東京市・柳沢公民館
            西武新宿線 西武柳沢駅南口より1分
料金/聴講料無料(手元資料費として100円)
※映画「三沢川いきものがたり」の上映会ではありません。映画の解説と生物多様性について語ります。



東京多摩地域、稲城市の市街地のほぼ中央を流れる一級河川三沢川。それは里山よりもっと身近な街中の川。この映画は人と生活圏を共にする生き物たちの記録です。
魚や小鳥、そして生態系の上位に位置するカラスやオオタカ。四季の移ろいの中に思いもかけない姿を見せる三沢川の生き物たち。それはそのまま多摩の生活環境の素晴らしさを示すバロメーターです。

★お申し込みは必要ありません。マスクをお忘れなく。
お問合せ先/TEL.042-465-3741 浅田、TEL.0422-52-0908 菅原
東京雑学大学HP →http://t-zd.life.coocan.jp



【解説】「三沢川いきものがたり」は”生物多様性への気づき”の映画。

ドキュメンタリー映画「三沢川いきものがたり」制作のきっかけは、多摩地域・稲城市内を流れる三沢川でたまたま遭遇したヘビとカラスのバトルでした。三沢川は生活環境の中で「里山」以上に身近な「街中」を流れている川です。人の生活圏である市街地で生態系の比較的上位に位置するヘビが生息しているなら、それ以下の生き物たちもたくさん生活しているのではないか。そうした生き物たちを記録することは、そのまま多摩の生活環境の豊かさを示すものではないか、と感じたのです。

この「三沢川いきものがたり」には、昆虫も入れて50種以上の生き物が登場します。
撮影は2010年4月から2016年5月末まで。三沢川の一定区間往復約5キロを毎日歩き続けました。完成は2018年8月でした。

この映画では、この種のドキュメンタリーで当然語られるべき生き物の解説を意図的に外しています。際立った主張も結論もありません。「こんなものを見たよ」「こんなことをしていたよ」と、見たままを提示しているだけです。そこが通常の生物ドキュメンタリーと違うところなのですが、つまり、「詳しく知りたかったら自分で調べてね」ということなのです。自分の目で観察してみる。ネットで詳しく調べる。図書館で専門書を探す…。それらの行動はすべて”気づき”から始まり、それが関心を高め、やがて「今年は〇〇をあまり見ないね」「鳥の種類が少ないようだね」…「どうしてだろう」、というように問題意識の深耕を促すように作用すると考えるからです。

その生活圏の住民にとって、生活圏を流れる河川の存在がどれほど大きいか、どれだけ尊いかに考えが及んだ時、気付きは思考をもたらし、「川を汚さない」「生き物を見守る」「緑地を維持する」という行動となって、地域の生活環境の守りと育成に向かうと思うのです。

2020年は新型コロナの影響で予定されていた当作品の上映会がすべて中止になりました。これからいろいろな地域や場所で大勢のみなさんに観て頂きたいと願っております。

◆映画の内容についてのお問合せメールは s-s@msd.biglobe.ne.jp 島倉まで  

2016年12月01日

町なかの生態系ドキュメンタリー映画制作中。年末までに完成です。

町なかの生態系ドキュメンタリー映画。6月より公開。
★タイトル「三沢川いきものがたり」
 上映時間85分





6年間にわたって撮影した、"街なかの生態系"記録映画です。
多摩地域で上映会をご検討いただけたらうれしいです。

舞台は稲城市の市街地のほぼ中央を流れる一級河川「三沢川」。
そこは里山よりももっと身近な"街なか"。
つまりこの映画は、人と同じ生活圏に棲む生き物たちの記録です。
さかなたち、小鳥たち、そして生態系の上位に位置するヘビやカラス。
日常的な四季の移ろいの中に、思いもかけない魅力的な姿を見せる彼らたち。
それはそのまま、街の自然環境のすばらしさを示すバロメーターです。

そしてこれは、稲城市だけの姿ではありません。
多摩の街のそれぞれが、こうしたすばらしい環境にあることを伝えたいと思います。
最も身近な街なかでの「生物多様性」は、住みよい街のバロメーターです。
このドキュメンタリー映画が、来年、多摩のあちこちで広く上映されることを願っております。

■あなたの街で、上映をどうぞご検討ください。
◎環境関係や河川行政の各種会合等での上映
◎福祉関係、生涯学習関係における上映会
◎学校における環境学習教材として
◎商工会、自治会、子供会
◎その他、市民活動の一環としての上映会 など

★詳しくはメール sigfcm@gmail.com  かお電話で Tel.042-377-6172  島倉繁夫まで。
 また、fasebookで「島倉繁夫」を検索の上、不定期連載のProductionnotesをご覧ください。
★制作の島倉繁夫は映像の企画・構成・演出の立場゛で映像制作に携わっておりますが、
 この作品は多摩を愛する一心で、撮影、編集、ナレーションまで一人10役で自主制作したものです。   


2016年10月01日

講演「映画がフィルムだったころ」

全国生涯学習ネットワークによる遠隔生涯学習講座では、以前に何回か専門的な映画の技術史をお話しさせていただいておりますが、今回はぐっとくだけて、タイトル通りの映画思い出話にしようと考えております。みなさんの思い出話もうかがいたいものです。
映画がフィルムだったころ
  


2015年11月06日

幻の小型映画 「9ミリ半」をご存知ですか?

TAMA市民塾・日曜講座/映画誕生120周年特別企画
ビデオ上映とお話会
「9ミリ半をご存知ですか? ビデオと実物で知る、幻の小型映画規格」

■日時 2015年11月15日(日) 午後2時~4時
■会場 府中市寿町1-5-1 府中駅北第二庁舎6階 多摩交流センター
■入場無料 どなたもどうぞ



戦前から戦後にかけて、小型映画マニアにファンが多かったフランス製映写機「パテ・ベビー」。
手回しのその映写機を、70年前、大学時代の思い出に手づくりで改造した人がおります。
その人の名は 東尚士さん。東さんは独自の設計で撮影機もゼロから手づくりしました。

珍しい9ミリ半の小型映画とはどんなものでしょう。また、70年以上前のフィルムには何が写っているのでしょう。
9ミリ半撮影機・映写機の現物と解説ビデオを観ながら、今では懐かしいフィルム時代を振り返ってみませんか。

◎ビデオ上映「幻の9ミリ半」
◎小型映画についての話
◎東さん撮影の9ミリ半作品のデジタル上映

■講師 島倉繁夫(映像制作・映画史研究)
■お問い合せ先 電話 042-377-6172



   
  


2015年05月10日

6月4日、映画誕生に関するお話会のご案内です。

下記のお話会、晴天の平日で、いろいろご予定もある中、多数のみなさんにご参加いただき、本当にありがとうございました。こころより、お礼申し上げます。
今後は11月に府中市において、別タイトルで映画史のお話会を開催させてていただく予定です。詳細が決まりましたらこの欄でお知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


東京雑学大学 講演会のご案内

★映画誕生120周年★
「19世紀末・映画発明ライバル物語」

●日時 2015年6月4日(木) 午後2時~4時
●会場 西東京市民会館 3階 大会議室
●講師 島倉 繁夫(映像制作、映画史研究)

 今年2015年は映画誕生120周年。映画の発明では、欧米で十指にあまる発明家たちの名が挙げられるほどその競合は熾烈を極めたようです。それまでになかった撮影機・映写機という視覚マシンの開発競争。そこに生まれるライバル同士のエピソードは実に人間的です。映画はどのようにして生まれたのか。目前に20世紀の到来を控えた19世紀末にワープして、映画という当時のニューメディアが誕生する瞬間にピントを合わせてみましょう。